平成29年1月7日(土)8日(日)
徳島県近代美術館で幼児画展を開催しました。
徳島市・鳴門市・藍住町にある6保育園が参加して約500枚の
絵の具で描いた子どもたちの自由画を展示しました。
藍住ひまわり保育園は、2歳児と3歳児の絵を出品しました。
子どもは、感動や感情、考えたことを無意識に、また意識的に自己表現として絵に描きます。
このような自由な表現の絵は、子どもの自立心を養い、判断力や創造性を育てます。
どの絵も自分をしっかりと表現した個性的な作品です。
絵の中から様々な言葉や感情が溢れているようです。
【堀越千秋氏を偲ぶコーナー】
私たち保育士の「保育研究会」とのかかわりの深い画家「堀越千秋」氏が
今年の秋に逝去されました。追悼の意を持って氏の作品コーナーを設定しました。
堀越氏の絵は、豊かな色彩と躍動感ある線で具象から抽象まで幅広く描かれた作品が多く、
その表現からは子どもの作品と相通ずるものがあります。
絵本には「ふるやのもり」(瑞雲社)「あめがやんだよ ほら、みてごらん」(文芸社)
また、ANAの機内誌「翼の王国」の表紙絵を担当。
保育園で子どもたちがのびやかに遊んでいる様子の写真も同時に展示しました。
会場では子どもの絵や写真を見ながら、保育士が子どもの育ちや絵について語り
保護者と共に子どもの成長を喜びあいました。
〈保育士研修会〉
幼児画展終了後、現代美術家・長谷光城先生をお招きし、
子どもの絵についての研究会を行いました。
私たちの保育を顧みる時間となり、有意義な勉強会となりました。
子どもの絵は心の表現と言われます。
子どもたちの心をしっかりと受け止めて保育をしていきたいと思います。